「Web制作を独学で学べるおすすめの本は?」
「本を選ぶときはどのように選べばいい?」
Web制作を独学で学ぶ際に、本を活用しようと考える人もいるのではないでしょうか。
しかし、どの本を選べばいいのか・何を基準に選ぶべきかがわからずに悩む人も少なくありません。
そんな人のために、この記事ではWeb制作を独学で学べるおすすめの本を15選紹介しています。
本選びのポイントや、独学で学ぶ際に身につけるべきスキルも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【初心者向け】Web制作・デザインを独学で学ぶのにおすすめの本12選
Web制作やWebデザインを独学で学ぶための書籍は数多くあります。
独学する際の本選びに悩んでいる人のために、ここではおすすめの本を12冊厳選しました。
特に初心者にはためになる本が多いため、ぜひ参考にしてください。
- 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
- スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第3版
- HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本
- プロとして恥ずかしくない 新・CSSデザインの大原則
- スラスラわかるJavaScript
- ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩 (WEB+DB PRESS plus)
- 3ステップでしっかり学ぶ JavaScript入門 [改訂2版]
- jQuery最高の教科書
- jQuery入門道場
- いちばんやさしいWordPressの教本
- 本当によくわかるWordPressの教科書
- WordPressオリジナルテーマ制作入門
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座は、3年連続で売上1位を獲得している書籍です。
タイトルにもある通りHTML・CSS・Webデザインの3つをまとめて学べるため、基本から学びたい初心者の人におすすめといえるでしょう。
上記のほかにも、実践的なコーディングに関する内容も掲載されています。
著者がブログを運営していることもあり、実際の案件でトラブルになりそうな部分や押さえておくべき知識がまとまっているのも、本書の特徴です。
Web制作に関する本選びに悩んだら、ぜひ読んでおきたい一冊といえるでしょう。
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第3版
本書は累計10万部を突破した書籍の改訂版であり、初心者でもわかりやすく書かれているのが特徴です。
パソコンに対応したサイト作りはもちろん、スマートフォン・タブレットに関するWeb制作についても解説されているため、さまざまなシチュエーションに対応できます。
記載されている内容もかなり噛み砕かれているため、知識に自信がない人でも安心して読み進められるでしょう。
さらに実習用のツールや素材を実際にダウンロードできる特典もついています。
勉強するうえで何を使えばいいのかわからない悩みも解決できるため、ぜひ一度読んでみてください。
HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本
実際に手を動かしながらWeb制作を勉強したいなら「HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本」がおすすめです。
「4つのレイアウトパターン」と「レスポンシブデザイン」を実際に制作しながら学べるため、実践形式の勉強をしたい人に向いています。
実際の制作現場で使われている手法も取り入れられているため、現場で使えるスキルが身につくのもメリットです。
いくら知識だけつけても、実際に使えるようにならなければ意味がありません。
体験型の形式で勉強したいと考えている人は、本書を活用してみましょう。
プロとして恥ずかしくない 新・CSSデザインの大原則
「プロとして恥ずかしくない 新・CSSデザインの大原則」は、CSSのルールと手法を勉強したい人におすすめです。
Web制作をするなら必ず知っておきたい基本文法やプロパティの詳細・CSSによる配置の仕組みまで収録されています。
書籍の後半ではページレイアウトやデザインパーツの作り込みなど、CSSに関連したスキルについて掲載されているのも特徴です。
とにかくCSSに関する理解を深めたいと考えている人は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
スラスラわかるJavaScript
「スラスラわかるJavaScript」は、初めてJavaScriptを勉強する人を対象としている一冊です。
以下の内容を中心に掲載されており、JavaScriptの基礎をしっかりと学べるでしょう。
- JavaScriptの基礎知識と作法
- 基本構文
- 基本テクニック
自身でプログラムを作れるようになるために必要な知識が網羅されているため、一冊でほとんどの疑問を解決できます。
基礎固めをしっかりしたい人はもちろん、プログラミングに苦手意識を持っていたり、ほかの入門書で挫折したりした人におすすめです。
ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩 (WEB+DB PRESS plus)
プログラムを書いたことがない・初めてプログラムに触れるといった人には「ノンプログラマのためのJavaScriptはじめの一歩 (WEB+DB PRESS plus)」がおすすめです。
JavaScriptに触れたことのない人がつまずきやすい部分やわかりにくいところを集中的に解説しているため、独学に最適といえます。
JavaScript以外にもjQueryやHTML・CSSの基本を学べるのも特徴です。
JavaScriptの知識を深めたい・プログラミングの知識をつけたいと考えている人は、ぜひ本書を活用してみてください。
3ステップでしっかり学ぶ JavaScript入門 [改訂2版]
本書はJavaScriptの入門書としておすすめで、予習→実践→復習をしながらしっかりと学習できるのが特徴の一冊です。
各章の最後に確認問題が掲載されているため、本当に学んだことが身についているのかを確認できます。
文法の基本や構文などについてしっかり学べることから、初心者でも安心して勉強を進められるでしょう。
自分の理解度を確認しながら進めたい人や、本だけで学習するのが苦手な人は、ぜひ活用してみてください。
jQuery最高の教科書
「jQuery最高の教科書」は、jQueryのことを愛するトップクリエイターによって制作された一冊です。
jQueryを学び始めたいと考えている人に向けて基本的な仕組みから実践的なテクニックを解説しているため、順序だてて勉強を進められるでしょう。
また、著者が実際にわかりにくさを感じたポイントも徹底的に解説されているため、独学にも向いた一冊といえます。
基礎をしっかり学びたい人はもちろん、実践的なスキルを身につけたいと考えている初心者の人は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
jQuery入門道場
「jQuery入門道場」は、jQueryを体系的に学びたい人におすすめの一冊です。
他の書籍のように、HTMLやCSSなどに関する内容は一切記載されていません。
jQueryに特化した一冊であるため、とにかく徹底的に学びたいと考えている人には特におすすめです。
逆にいうと、CSS・JavaScript・HTMLの基本が理解できていなければ、本書の内容を把握するのが難しいでしょう。
基本だけでなく専門的な知識も書かれているため、初心者~中級者におすすめの一冊といえます。
いちばんやさしいWordPressの教本
「いちばんやさしいWordPressの教本」は、大手書店チェーンで売上No.1を記録した一冊です。
初心者でもわかるようにWordPressの基本的な使い方からブログ・サイトの作成方法が書かれているため、これからWordPressに触れる人にもおすすめといえます。
イラストや図解などが多数使われているため、視覚的に情報を得やすいのも本書のメリットです。
HTML・CSSなどの知識がなくても本格的なWebサイトを作れるため、特に初心者におすすめの一冊といえるでしょう。
本当によくわかるWordPressの教科書
HTMLやCSSなどの知識がないものの、WordPressでWebサイトを作りたいと考えている人には本書がおすすめです。
最大の特徴は手順通りに操作すればWebサイトが作れる点で、作成したサイトは素人臭さがありません。
解説についても分かりやすい文とたくさんの図が用いられているため、初心者でも十分に理解できるでしょう。
掲載されているレイアウトの種類も豊富なため、一冊持っていれば長く活用できます。
ある程度Web制作をこなした人でも役立つことがあるため、ぜひチェックしてみてください。
WordPressオリジナルテーマ制作入門
「WordPressオリジナルテーマ制作入門」は、WordPressのテーマを何もない状態から作成するための一冊です。
HTML・CSSの基礎知識を持っていれば、PHPを身につけながらWordPressの作成方法を学べます。
もちろん難しすぎる内容は書かれていないため、入門書としても十分活用できるでしょう。
WordPressを使用した案件を探している人や、WordPressのオリジナルテーマを作成したいと考えている人は、本書を活用してスキルを身につけましょう。
Web制作を独学で学ぶ際の本の選び方
Web制作を独学で学ぶ際に本を活用するなら、選び方も非常に重要になります。
ここでは具体的な本の選び方として、以下の2つを見ていきましょう。
- Amazonや楽天のレビューを参考にする
- 実際にWeb制作をしている人が使っていた本を借りる
Amazonや楽天のレビューを参考にする
Web制作を独学で学ぶのに本を活用するなら、Amazonや楽天のレビューを参考にするのがおすすめです。
実際に書籍を読んだ人からの評価となっているため、どのような内容が学べたか・コンテンツ量は十分だったかなどが一目でわかります。
書店に足を運んでも、どの本がいいかを判断するのはなかなか難しいです。
気になる本を見つけたら、すぐに購入するのではなく、まずAmazonや楽天のレビューを確認しましょう。
高評価の書籍を選ぶことで、自分が満足できる内容を学習できる可能性も高くなります。
実際にWeb制作をしている人が使っていた本を借りる
近くにWeb制作を仕事にしている人がいるなら、その人が使っていた本を借りるのも良いでしょう。
実際に案件を獲得できている人が学んだ本であるため、何もわからない状態から購入するよりも信頼できます。
また、費用面も節約できるため、コストの部分が気になる人にもおすすめの方法といえるでしょう。
ただし、該当の書籍が必ずしも自分に合っているとは限りません。
自分の目的やゴールによっては、知りたい内容が書かれていないこともあります。
上記のことを理解したうえで、頼れる相手がいる場合は貸してもらえないかお願いしてみましょう。
本でWeb制作を独学する際に身につけておくべき5つのスキル
本でWeb制作を独学で学ぶなら、身につけておくべきスキルについても知っておく必要があります。
必要なスキルがわからなければ、何を勉強すればいいかも悩んでしまうでしょう。
ここでは、Web制作をするなら身につけておくべき4つのスキルについてまとめました。
- HTML/CSS
- JavaScript
- jQuery
- WordPress
HTML/CSS
HTML/CSSはマークアップ言語と呼ばれるものであり、Web制作をするなら避けて通れない言語です。
この2つが使えないとWeb制作案件の受注は難しく、初心者はまずHTML/CSSの習得から始めるようにしましょう。
HTML/CSSはどちらもWebサイトの見た目を構成する言語です。
それぞれの役割については、以下を参考にしてください。
- HTML:サイト上で文字やテーブルなどの配置を管理する言語
- CSS:文字やサイトの装飾を行うために用いられる言語
上記を理解しておかなければその他の言語やツールを使いこなすのも難しいです、
必ず2つを使えるようになってから、次の項目を学ぶようにしましょう。
JavaScript
JavaScriptは、Webサイトに動きをつけるために必要なプログラミング言語です。
カーソルを文字列に合わせた際に色を変更したりメニューを表示したりするのは、基本的にJavaScriptが働いています。
JavaScriptを使用しているかどうかで、Webサイトの視認性は大きく変わります。
見やすくわかりやすいサイトの方がユーザーからも離脱されにくいため、集客の面でも役立つでしょう。
募集されている案件の中には、JavaScriptを用いたものも多くあります。
そのため、勉強しておいて損はありません。
ただし、HTMLやCSSに比べると、難易度は格段に上がります。
勉強を始めてから挫折しないよう、入門編のサイトや書籍を用いて勉強を進めましょう。
jQuery
JavaScriptを覚えるなら、あわせてjQueryについても覚えておくとよいでしょう。
jQueryはJavaScriptでできることを簡単に実現するライブラリのことで、コード量を大幅に少なくできます。
そのため、Web制作の効率が高まったり、エラー時の対応がしやすくなったりするのが特徴です。
jQueryについては、JavaScriptを勉強できる書籍にセットで記載されていることが多くなっています。
入門編の書籍をうまく活用して、jQueryに関する理解も同時に深めていきましょう。
WordPress
WordPressはオープンソースのポピュラーなブログ作成ツールとして、数多くのWeb制作に用いられています。
公開されているWebサイトの約3分の1はWordPressで作成されており、実際の案件でも使用することの多いツールです。
WordPressが使えるかどうかは、案件のしやすさにも直結します。
特にクラウドソーシングで募集されている案件は、WordPressが使える前提のものが多いです。
WordPressについては利用料金がかからないため、実際に手を動かしながら勉強できます。
Web制作をするなら覚えておきたい項目となるため、ぜひ勉強してみてください。
Web制作を独学で本で学ぶことに関するよくある質問
Web制作を独学する際に本を用いる上で、学習面に関する疑問を抱えている人は少なくありません。
ここではWeb制作を独学で本で学ぶことに関するよくある質問として、以下の2つを見ていきましょう。
- Web制作を独学で学ぶ場合はどのくらいの期間が必要?
- Web制作にかかる日数はどのくらい?
Web制作を独学で学ぶ場合はどのくらいの期間が必要?
Web制作を独学で学ぶ場合の期間は、平均して半年~1年程度といわれています。
Web制作をどこまでできるようになりたいかにもよりますが、すぐにできるようになるわけでないことは理解しておきましょう。
また、習得できるまでの期間には個人差があります。
いつまでにできるようになりたいかの期間を目標にするのは大切ですが、焦りすぎると中途半端な知識のまま進んでしまいます。
自分が無理なく学習できるペースで、Web制作を学ぶようにしましょう。
Web制作にかかる日数はどのくらい?
Web制作の案件を請け負った場合、実際の制作にかかる時間は2~3か月程度といわれています。
上記の期間は15~30ページ程度の規模のコーポレートサイトを構築する場合で、ページ量の増減で期間も変わってくるでしょう。
なお、制作期間の内訳は依頼準備から発注までに2~3週間程度、残りが制作期間となります。
実際に案件を受注する際は、自分のスケジュールをしっかりと管理し、納期遅れや納品漏れなどのトラブルにつながらないように注意しましょう。
Web制作に関する本を活用して独学でスキルを身につけよう
今回はWeb制作を独学で学ぶのにおすすめの本を15選紹介しました。
Web制作は本でもしっかり学習できますが、自分が学びたい内容に合ったものを選ぶ必要があります。
たとえばデザインを学びたいのに、言語に関する本を選んでも必要な知識は得られません。
そのため、まずはどのような本が欲しいのかを整理しましょう。
その後、気になる本の評価を調べたり有名なWeb制作者がおすすめしたりしていないかを確認すれば、自分にあった本が見つかります。
本記事で紹介した内容をもとに、ぜひ自分にあった本でWeb制作を独学で学んでみましょう。